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小大黒屋の和ろうそくにはすべて使用上の注意の紙を入れるようにしています。
十数年前にPL法というのがスタートするということで
地元の商工会議所に相談に行き、ない頭を総動員させ1ヶ月以上かけて和ろうそくの使用上の注意の文章を
自分で考えて
作った記憶があります。その時は和ろうそくメーカーで他に使用上の注意など入れているところは
皆無だったように覚えています。その後、自社の使用上の注意をまるまる流用してるところを見つけたり、
てにおはだけ変えてつかってるところがいたりと、、、色々自分が考えた文章だけに思いれもありますが
安全につかってもらうためだからみなさんにつかってもらってもしょうがないかと見て見ぬふりしてきました。
最近はその使用上の注意をだんだん文章を増やしていかないといけないようになってくることが
たまにあります。1,2年前に東京の流通をとして、あったクレームで暖房機の前においていたら、とけてしまった。不良品なので交換してほしいというクレームが消費者の方からありました。
この時は空いた口がふさがりませんでしたがクレームのお客様は言いがかりでもなく悪意なくいってるようでした。
保管上の注意で暖房機のそばには置かないでくださいとは一文入れていませんが
冷暗所で保管下さいと入れてあります。
メーカー側が当たり前でも消費者にとって当たり前でないことが多くなってきているのも事実です。
ただ使用上の注意がだんだん長くなっていくのも考えものです。
だんだん和ろうそくが日常の生活から珍しくなっていくとますます起こってくるのかもと思っています。